新型コロナで注目のテレワークに潜むクラスターの危険性⁉

ファイナンシャルプランナー知識

新型コロナウィルス感染拡大で、テレワークが話題になっています。
自宅でできるテレワークとして、感染抑制になる期待が持たれています。

しかし、テレワークも行い方ひとつで感染爆発(パンデミック)を引き起こすクラスターを生み出します。

1.ネットカフェでのテレワーク

最近よく目にする、ネットカフェでの仕事をする方は、自宅に高速回線が無かったり、ポケットWi-Fiが無い、お子さんが家にて仕事にならないなど、何らかの理由でネットカフェで仕事をする人が増えてきました。

ネットカフェでも新型コロナウィルスがニュースになり始めたときからテレワークで使ってもらうために積極的に店内でPRをしていました。

しかし、お気づきかと思いますが、閉鎖空間で空気の循環が悪いところでは、新型コロナが蔓延しやすい。
廊下や本棚の間で時折咳込む人がいたりしても、よけきれるスペースが無い。

また、ブックカバーがしてありツルツルしている面は、ウィルスが長く生存しやすいなど、悪条件が重なっています。
つまり、今回のような新型コロナでは、ネットカフェのような環境では、クラスターの温床となりかねません。

もちろん、一生懸命新型コロナウィルス対策で、掃除や除菌などいつも以上に徹底していると思います。
しかし、入り口での体温チェックなどがされていない以上、体温が高い人でも入れしまう環境でのテレワークはどうなのかなと思います。

2.イートインコーナーでのテレワーク

飲食店でのテレワーク。
ネットカフェ以外でも、大手ハンバーガーチェーンやコンビニなどでは、充電が出来たりして意外とモバイルを開いて作業をしている人がいます。
しかし、注文スペースとは離れた奥まった場所や2階席など喚起がされにくいところにあります。
2階席などは、転落防止のため窓がはめ殺しになっており、窓を開けての空気喚起は非常に難しい。
そのため、新型コロナウィルスの感染につながりかねない。
また、WEB会議などは、イートインコーナーようなオープンスペースでは行うことが出来ない。

つまり、新型コロナ感染拡大時期に付け焼刃のテレワークは正直向かない。

3.テレワークをしたくない心理

自宅でのテレワークをしたくない心理?
自宅でのテレワークに積極出来ない理由の一つに、WEBカメラを使用しての会議の時に自宅の中が見えてしまう事です。
家族や親しい友人・恋人以外に見せたことが無い部屋の中を写してのやり取りは、正直嫌です。
私生活が垣間見えてしまうためです。
そのため、なるべく物の映り込みが少ないところを探して、なければ、片付けて作業をします。
そして、いつでも仕事ができるので24時間仕事ができる環境が整ってくる。
そうなると、生活そのものリズムなどが、狂ってくる。

今までは、通勤時間や帰宅すれば仕事から離れられた人が、拘束される。

どうしたらよい?

4.解決法はある?

今できる事は、テレワークを行うように会社から言われたら、自宅を片付けてなるべく対応する。
その際、自分の心境や仕事をした時間や仕事内容や場所をメモに取る。(システム手帳に行うと楽)

ポケットWi-Fiなどが支給されているようであれば、喚起の良い屋外で仕事する。

イートインやネットカフェを使うようであれば、こまめに手洗いとマスクで予防して、こまめに水分補給をする。

最後に東京都で働いているのであれば、東京労働相談情報センターに相談して困っていることを伝える。(絶対行っておいた方が良い!)
>>東京都労働相談情報センターに関する詳細記事はこちら!

今後は、仕事とプライベートを分ける法案が必要。

1.モバイルを開いた時間がタイムカード代わりとして法的証拠能力があると認める。
2.仕事とプライベートのモバイルを明確に分け、仕事用モバイルは事業主負担とする。
3.音声や背景など使用者が映り込んでほしくない環境や時間帯の場合、仕事ができる環境を事業主が負担する。
4.仕事で使った光熱費や通信費を源泉徴収に盛り込んで税額控除対象とする。

最低でもこれくらいの法案が無いと、テレワーク導入のための資金を渡しますよと行政から言われても続かないし、ブラック企業が増えてしまう。

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