日本のコンピュータの礎を作ったのは、1人の発達障害グレーゾーン⁉

病気と障害

発達障害グレーゾーンの事を書いているうちに、一人の自分を思い出した。
ダメ通と呼ばれた企業を世界の富士通にして、日本の切り札とされた人物。
池田敏雄氏である。
富士通の会社説明会などで会社に訪れると紹介される人物。
しかし、この人の話を聞いていくうちに、一般人ではないと感じられる。

池田敏雄、人物史
上記のリンク先の動画を観ると、発達障害グレーゾーンの方の特徴が出ている。

興味を持ったことしかやらない。
一度集中し始めると、没頭する。
突然、職場で歌いだす。
マイペース。
自分のやり方にハマると一般の人を凌駕する回答を導き出す。
そして、自分のテリトリー以外の事をすると体を壊す。

今、このような人がいたら、真っ先にクビ勧告をされてしまう。
しかし、このような人が、日本をコンピュータ技術立国に押し上げて、今日のIT技術の礎を作ったのである。

日本の産業の一翼を作り上げた人が、発達障害グレーゾーンの人だったとしたら?
今のような、精神テストがされていたなら、どこかの発達障害グレーゾーンの人と同じ結果が出たように思う。

動画にも出ているが、「まったく違う演算回路を何種類も考えだしていたその図面は山のようにあるけれど、周り全部ほったらかし、欠点の無い天才はあり得ない
「どっかずば抜けて素晴らしい代わりに、そぎ取ったような欠陥がある。天才の才能を生かすためには、そぎ取ったような欠陥を誰かが補う必要がある。落穂拾いであれ、女房役であれ誰かがやらないといけないと悟らざる負えない」と、池田氏ともに東証のコンピュータ開発に携わった動画撮影当時富士通会長の山本氏が言っている。

しかし、今の教育も含めて企業の方針は、マイナスを無くすように教育をして一般標準的な人を育てようとしている。
それでは、発達障害グレーゾーンの人の良いところが開花せず、ダメにしてしまう。
欠点を補うところに努力を重ねて、疲れ切ってしまって本来のポテンシャルを出せずに終わる。

結果、こいつ会社のお荷物とレッテル張られてしまう。

このような発達障害グレーゾーンの人たちが、メンタルクリニックに通院して復帰して身体を壊すを繰り返す。

しかし、誰かが気づき、欠点を補ってあげる事をすれば、会社にものすごく貢献する社員になるかもしれない。
「何でこいつのために」と、当初は思うかもしれないが、パフォーマンスが表れたとき、やってよかったと思う日が来る。

個人の個性に会社が合わせる形で行えた時代であったが、それが形を変えて今繰り返されようとしている。
成果主義、リモートワーク【テレワーク】、メール、ハンコ廃止など。
しかし、会社ルールに苦しんでいる。

このような時代に置いて、企業や国家が伸びるためには、強烈な個性と才能がある発達障害グレーゾーンの人の潜在能力を引き出すことが出来れば、可能性が見えてくる。

これが、少子高齢化で人材が不足しているときに起死回生の一手となる。

今日は、日本のコンピュータの礎を築き上げた池田敏雄氏は、実は、発達障害グレーゾーンだったのではないか?と題してして、話を進めてきました。

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