日本の選挙投票率は、50%以下で、
世界民主主義ランキングからからあまり民主的出来は無いと評価されています。
どうしたら、もっと政治に興味を持ってもらえるかを考えていました。
そこで、なぜ、自分が政治に興味を持ち始めたのか、いつごろから思い出してみました。
物ごろついた時には、すでに政治や経済に関するVHSが自分の周りには沢山ありました。
しかし、その当時の自分は、政治に興味が無い人と同じで、とてもつまらないものでした。
難しいことを言ってよくわからない。まるで宇宙人の言葉のように訳が分かりません。
そんな自分が政治に興味を持ち始めたのは、小学校中学年時母に731部隊の展示会に連れて行かれた時からです。
簡単に731部隊を説明すると。
731部隊は、日本が満州を占領した時から人体のことを研究する部隊でした。
戦後ミドリ十字社として名を変え、薬害エイズで問題を起こしました。
731部隊の展示会は、小学校中学年にとって衝撃的でした。
会場に入り最初に目に飛び込んできたのは、VTRでした。
中国人をマルタと呼び、風呂場で殴りつける日本人。
冬の極寒の中、薄手の囚人服のまま木に縛り付け手を前に出し、6時間くらい水を手にかけ続け、手から氷柱が出来るまで行われました。
そして、室内の実験室に戻り手を引っ張るのです。すると、骨以外のものが抜けてしまいます。
その他にも、液体窒素に手を入れさせて、凍った状態の手触ると砕けるなど凍傷に関する実験。
ペストに感染させたネズミにノミを寄生させ、大量のノミを陶器の器に入れて、中国人の集落に飛行機で落として、ペスト兵器の効果を観察。
さまざまな人体実験を行っていました。
なぜ、このような事をしているのか理解が出来ず、また、なぜこんなところに母が連れてきたのか?理解できませんでした。
そこから疑問が膨らみ、人は、どんなことでも環境によって変化する事を学びました。
それは、ドイツのアウシュビッツ強制収容所の所長だったアドルフ・アイヒマンがなぜ残酷な事が出来たのかを実験した。アイヒマン実験でも科学的に立証されています。
また、同じような看守役と囚人役に分かれた実験でも立証されます。
どんなに優しい人でも、どんなに心がきれいな人でもひとたび戦争に触れたら、環境が変わったら人格が変わってしまう。その恐ろしさを見せつけられました。
そこから、戦争とはなぜ起こるのか?を考えたとき、政治と政治に対する国民の関わりかたについて考えるようになりました。
政治を口にすると、あまりいい印象を日本では得られませんが、政治によって医療であったり社会保障であったりそれに伴いう財源が動きます。
もし、ヒーリングで食べていくと考えているなら、政治に興味を持ち、声を上げる事も大切です。
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