年金支払いで、国家が破たん?
年金は、自分のために積み立ていると思っていますよね。
実は、違います。
今、納めている年金は、65歳以上の人のために支払われています。
つまり、自分の親や祖父・祖母に支払っています。
日本年金機構のホームページに記載の今年の年金額は、
平成30年4月分からの年金額 779,300円(満額)です。
20歳から60歳まで働いて65歳からもらえる金額とあります。
今後、選挙権が引き下げられると18歳からの支払いとなりそうです。
20歳から60歳までの人が65歳を支えている事になります。
では、今後7年で人口比率で30%3500万人まで増える65歳以上を支えるためには、
年間約27兆円3000億円必要となります。
年の税収が、58兆円前後と言われており、リタイアメント世代が増える事での税収は、大幅に減ります。
毎年97兆円前後規模の予算を計上しているため、毎年30兆円~40兆円規模の国債を発行しています。
さらに、年金を補うためにさらなる国債発行し続ければ、デフォルトつまり破たんです。
働いてる世代の年金納付額を増やしていくことをすれば、生活が立ちいかなくなる。
つまり、リタイアメント世代の動向が日本の将来を左右する。
リタイアメント世代が、年金受給額を大幅に減らしても生きて行くことを考えて行動しない事には、
20歳から60歳の負担が増大し、我慢の限界に達した時、とてもつらい結果が待っています。
リタイアメント世代からは、その危機感が全く感じられない。
嵐が通り過ぎるのを待つように、何も起こらず通り過ぎてくれたらと思っています。
右から左に聞き流せればよいと思っています。
何もしなければ嵐は、直撃し多大な損害を与えます。
その時、20歳から60歳の方も一緒に被害をこうむるのです。
そして、20歳に満たない子供たちには、もっと大変です。
孫から、
日本が、このようなことになっているのは何で?
どうして、日本は、このようになったの?
と聞かれた時、何と答えますか?
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